YU-LALA

ホワイトスイスシェパードユナ家族の日常

ご報告

3月6日の早朝4時53分

ボスコが亡くなりました。

 

突然の残念なお知らせをしなくてはいけないことを

とても悲しく思っています。

 

みんなに見守られ、レベ母さんは一晩中そばにいてくれました。

 

亡くなる瞬間、犬達がみんな一斉に激吠えしてビックリしました。

ボスコは確実に聞こえたと思います。

 

ボスコはもともと病気を持っていましたが、元気にしていました。

ですが少し前から体調を崩してしまい、治療の甲斐なくお空へ

旅立ちました。

 

まだ1週間しかたっていないので、ボスコがいつも通り家の中に

いるようです。

毎日のルーティンの一つ、屋上へ上がる。

階段を先にあがっていき顔だけ出して待ってる。

 

毎日毎日していたのであまりにも残像がはっきりしすぎていて

今は階段のライトをパチンとつけて上を見上げるのがつらいです。

どうしたってボスコが見えてしまう。。。。

 

大きくなっても笑顔が可愛く、優しく穏やかで心の広い男の子。

アド兄さんのことを優しく見守り、

ユナばあちゃんやレベ母さんに頭が上がらないところが可愛く、

サンちゃんを本当のお姉さんのように慕い、モリーを妹のように可愛がった。

 

最後の最後まで我慢強く、治療を頑張りました。

本当に誇りに思う私の息子です。

 

ボスコは病気でしたが間違いなく元気だった。

特に心はなんて健康な子だったか・・・。

 

元気だったと最後まで言いたいので病気のお話しには

今までほとんど触れていませんが。

 

少しだけお話するとボスコには胃瘻チューブが入っていました。

どうしてもその治療をするか、しないか決断が必要でした。

 

そのおかげで1歳4か月まで一緒にいれたと思います。

チューブを入れてほぼ1年。

ボスコは母ちゃんにたくさんの思い出、学びを残し

あっという間に逝ってしまいました。

 

まるで「ボクが一緒にいれるのはここまでだよ。

母ちゃんこの後やること気づいてるでしょ?頑張れ」

と言われたような気がします。

 

人の寿命が80年以上だとするとそのうちの1年少しは短いものです。

しかし犬にとっての1年は中身の濃い1年です。

 

十分にたくさん楽しんだと思うよと病院の先生が言ってくださり

少しだけふわっとした気持ちになりました。

 

「ちょっと待ってよ!」なんて話をボスコが聞いてくれるわけもなく

残酷かな亡くなったその瞬間からいつものニコニコ笑顔も

見せてくれず置いてきぼりな気分です。

 

もっと一緒にいたかったけどお空に旅立つタイミングもボスコが決めたこと。

 

母ちゃんも時間はかかりますがボスコの意思を尊重して

納得していくつもりです。

 

この1年4か月ボスコは森の家でもたくさん走り、遊びました。

いつもいつも笑顔いっぱいでした。

ボスコの様子を納めた動画がたくさん撮れました。

 

その動画は獣医の学会で発表されました。

 

ボスコは生きた時間は短かったかもしれませんが

チューブがついていても健康なみんなと変わらず毎日を楽しんだ

時間は本当に大切なものでした。

 

獣医さんを通じてどうしてもボスコと同じ決断をしなくてはいけないわんちゃん

の飼い主さんへ勇気を与えるお仕事を今後もボスコは

動画を通じて伝えるお役目をいただくそうです。

 

少しでもボスコの笑顔が誰かの安心につながるのであれば

ボスコも産まれてきた甲斐があると思います。

 

本当に心から産まれてきてくれてありがとうと思います。

 

生きるということを身をもって教えてくれたぼっちゃん。

 

こんなにも一生懸命生きたぼっちゃんにどこかで会えた時

笑われないように母ちゃんも精一杯生きていきたいと思います。

 

これを読んでいただいている皆さん、

ボスコを応援してくださいまして本当にありがとうございました。

 

ぼっちゃんは今頃お空で元気に走りまわってることだと思います(*´▽`*)

またいつか会えると願って・・・。

ぼっちゃん大好きだよ。

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