YU-LALA

ホワイトスイスシェパードユナ家族の日常

アドちゃんと大阪城天守閣へ

5月20日、お友達からお誘いいただき、
大阪城天守閣へアドちゃんと行ってきました。


目的は大阪のホワイトシェパードのお友達と
福岡のアドのお里のブリーダーさんに会うためです。


お話いただいたとき凄く悩みました(ノД`)
行きたいのに行けない、だけどアドももうすぐ7歳。
母ちゃんが福岡に行くなんてなかなかできない。
ブリーダーさんが大阪に遊びに来るというこのタイミングを逃すと・・・


アドっちガウガウです。でも大きくなったアドっちを見てもらいたい
(大きいというよりおデブさんだけど(。_。))


ブリーダーさんやお友達は最初の穏やかなアドッち、ガウガウ凶暴?な
アドっち、両方知っています、今のアドっちも見てもらいたい。


で、意を決して行く事に決めました(`Д´)
母ちゃん大阪人なのに大阪城なんて学生の頃くらいで大人になってから
行ったことない。天守閣までたどり着けるかなぁ・・・


とりあえず車で駐車場まで行き後は歩き・・・なんですが
スゴイ人!人!人!観光客、外国の方のなんと多いこと!


アドっち連れてこんなとこもう数年も来た事がない。


アドっちがガウガウになる前はいろんなところに連れて行きましたが・・・

今はおうちまわりの散歩も犬が多くて緊張で歩けません。


なんでこんなに違うのか、最近からブログをみていただいている
方には意味わかりませんね。あることが大きなきっかけなんですが・・・



今のトレーナーさんに過去は過去。今が大事と言われていますので
過去のことはあまり考えないようにしていますが、
今日は久しぶりに書かせてもらおうかな



若い頃アドっちはいつもの様に河川敷でボール投げをしておりました。
アドっちは呼べば戻るし、喧嘩なんて皆無、穏やかでニコニコで
特に困ったこともありませんでした。



そうすると向こうの方で黒いマダラの色した秋田犬とおじさんが
ゆっくり散歩しているのに気づきました。もちろん普通の
お散歩なのでリードつけてね。(全く違ったけど)



母ちゃんは距離があるので気にせずボール投げを続行。
でもそのおじさん少しずつ距離が近くなってきたので、少しアドニスを
呼び戻しました。アドもそれに気づいて秋田犬を気にしながら
母ちゃんの足元まで来たんですが・・・



10数メートル先くらいでしょうか、おじさんはこちらを見ています。
同じ大型犬だし気になるのかな?よく見ていく人がいるのでその程度に
思っていましたら、そのおじさん突然リードのナスカンをカチっと
外したのです。



最初フレンドリーだから遊ばせる為に外したのだろうと思っていたら
とんでもなかった。こちらに来たかと思うと突然凄い勢いで襲われたのです。



アドっちは喧嘩を知らないし、争いが嫌いな子でしたので何か悪い
雰囲気になったらすぐにお腹を見せる
という特技?を持っていたのでその時もすかさず噛まれながらもお腹を
見せたんです。そしたらそのお腹も本気噛みで容赦なく・・・
お腹、背中、お尻、顔面と次々に噛まれたのです。



母ちゃんにはどうすることもできなく・・・



しばらくしてそのおじさんゆっくり歩いてきたかと思うと秋田犬を
つなぎ、ば〜っと逃げていった。



母ちゃんはガクガクでなんもできなかったよ。



アドはしばらく立てなくて、恐怖と痛みで下痢・・・
少しずつ休み休み歩いて家に帰ったという出来事でした。



しばらく通院がいるくらいひどかったんですけど、秋田犬は顎の力が強い
そうで、傷の深さはかなりでした。



ここで誤解ないようにと思いますが、秋田犬だから攻撃的なんだといいたいので
はないです。どんな犬種だって同じだと思います。穏やかなこもいれば怖がりな子も
いたり強がりな子もいたり、いろいろですね。




母ちゃんは犬じゃなくてそのおじさんが100%悪いといいたいです。
でも逃げられてもうどこの誰だかわからなくなりましたよ。



でその後からアドっちの性格が180度変わってしまい、次のお散歩から
とんでもなく普通にできなくなってしまったんですよ(´ヘ`;)



あまりにも衝撃的な経験でしたので、その後は
警戒や威嚇のレベルではなくやらなければやられる!くらいに
思っているので犬に会うと相当本気なのであります(><)



あの事件の数日前までドッグランでお友達と遊んでいたのに。



そんなこんなであれから悪いほうへさらに進んでしまい
にっちもさっちも行かなくなって
今の先生にたどり着いた次第であります。



でも先生にかわいそうだと過去ばかりに気を取られて
いる方がアドはかわいそうだとお聞きし、そりゃそうだ!と
思いましたので、今を思いながらトレーニングしています(*^_^*)



なので数年間犬を避ける生活をしていましたのでこういった
オフ会的な、しかもアドっちの苦手な大型犬。
男の子が多いと聞いていましたので
行く勇気を出すのが大変でした^^;




天守閣到着したら懐かしい顔が・・・
でも恐ろしくてあの輪までいけない(´д`)
そしたらブリーダーさんが近づいて来てくれました。
トキさんを連れて・・・



あ〜ムリだ〜と母ちゃんわ〜わ〜騒いでしまいました (;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)
かなり長いこと一人騒いでいましたが、だんだん落ち着いてきました。



だって、ふと見るとアドちゃんが普通だったから。
普通に匂って挨拶しています。なんでだ?わからん



パニクリアドちゃんどこ行った???
母ちゃんだけ?パニクってんの。。。



見て!この太いチェーンを2重巻き&ゴム手袋&ラバーリード
こんなんしてんの母ちゃんだけ^^;



うそ〜ん!!のこんな近い距離
ちなみに横にいるのはお友達で母ちゃんではありません。
挨拶している左がアド、右が3歳の男の子!



アドっち顔が緊張してない



母ちゃんその場にいた2/3以上はド緊張!
アドっちが挨拶に行こうとすると「ゾゾゾ〜!」って
背筋凍るし・・・その後はいつもシッチャカメッチャカしか
なかったから




何度もリードを引っ張らないでって言われているのに引っ張らずに
おれない。お前は言うこと聞かない子供か!(`・д´・ ;) ってくらい
言うこと聞けない大人ですみませんでした(。_。)




でも今まで、ダメ〜!!って勢い良く引っ張ってはそれがアドの
攻撃のスイッチになっていたのは確かなので、スイッチがオンに
ならないように、「ゾゾゾ〜」っとしたらニュニュニュ〜っと
引っ張るを繰り返しておりました。今思い出すとわらける。





でもだんだん冷静になりまわりを見渡すと
トキさんをはじめゼファー、みんなそこにいるのが普通。
普通〜にみんな飼い主さんの横でくつろいでるし。



飼い主さんたちも全く普通〜もうこれしか言えない




だんだんその場に自分とアドがリンクしていくような気分?
そうするとアドっちフセだした。ありえん、犬のいるところで。



何度も言うけどホンマありえん、この距離で・・・




アドちゃん良かったね〜って話しかけたら母ちゃんの顔みてニコニコして
シッポ振ってるし・・・ってか母ちゃんの声が聞こえているのが不思議。




以前のアドちゃんは全く聞こえない、母ちゃんの声より周りのことが
気になって、母ちゃんを気にする余裕なんてゼロ



すごく嬉しくなったよ!涙が出そうになったよ!
アドが落ち着けた大きな要因は皆さんが普通だったこと。
犬たちもみんな当たり前のように普通だったこと。


普通って言葉多いと思いますが、なんだかこれがピッタリな感じ。
当たり前に普通にそこにいるといった感じです。


きっとケンカ売るのをガマンさせられている犬はメンチ切ってるんじゃないかと。
(今、メンチ切るとか言う?古かったらすみません(~_~;))



その時はこちらもなんか切ってるだろうからお互い様なんだけど^^;



静かに座っていても人がわからないところで犬同士ピリピリしているんだと思います。
それが感じられないのです。みんな穏やかでした。


アドが不安になる要素が見当たらなかった。


そしてブリーダーさんはアドが自分を覚えていないだろうって
言ってたけど、母ちゃんは覚えているなと思ったよ。


ブリーダーさんにだけ少し違う表情を見せて、懐かしそうに尻尾ユラユラ、
ブリーダーさんがその場から少し離れると後を追うので、あ〜わかっているのだな〜と・・・



アドっちに来て良かったね!生後5ヶ月まで育ててくれたもんね、その後も
遊びに行ってるもんね忘れるわけないね!って話していました。



で、ふと周りをみると凄い人だかり、
観光客にまわり囲まれてるし。




たくさん触ってもらって、ビデオや写真も一緒に撮ってもらった。
アドっちに肩組んで記念撮影している人もいた。


結局天守閣までの往復結構歩いたけど、終始アドちゃんは普通な犬でした。
たくさん声かけていただき、英語でなんやらいろいろ話しかけてもくれた。



よくわからないけど「この犬はハスキーですか?」ってのはわかった(笑)



天守閣でお会いできたみなさん。本当にありがとうございました。
母ちゃんちょっとパニクって、ちゃんとご挨拶できなかった方も
いましたが、どうも失礼しました。



またお会いできるのを楽しみにしています(*^_^*)



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